Romantic Modernity

少しづつ引越し中

日本

「特攻隊は、戦後日本の節目節目で利用されてきたのです…」(最近書いた記事ではなく、2007年6月26日の再録)

私は観ていないが、最近特攻映画を作った男が、特攻隊はダイヤモンドのように輝いていた、今の若者は駄目だと発言したと雑誌で読んで、唾棄すべき男だなと思った。 『不時着 特攻―「死」からの生還者たち』(日高恒太朗 文春文庫)を読むと、実際に出撃して…

二種類の愛国心 『誇りを持って戦争から逃げろ!』より

私は以前、どちらかと云うと愛国心を持つべきだと思っていた。それは家族愛、郷土愛の延長線上のものだ。だが、たまたま当時恵まれていたからそう思えただけかもしれない。誰もが恵まれた環境にいるわけではないし、今はよくてもいつ転落するか分らない。 『…